ずまログ

日常/非日常の印象を徒然なるままに綴ります

短編21:図書館奇譚

もう一つの羊をめぐる冒険というべきか。僕はまだ子供で、羊男は大人。脱走のシーンはまるで、自分の影と協力して門番が支配する壁に囲まれた街から逃げ出そうとする物語りに似ている。